板金加工ガイドライン

お客様各位

不必要なトラブルを避けるため、ご注文前に以下の板金加工ガイドラインを必ずお読みください。

1. 板金加工システム対応図面形式

-3D（必須）：STEP (.step, .stp)

-2D：PDF, DWG, DXF, JPG, PNG

-レーザーマーキング・シルクスクリーン用2Dファイル（DWG/DXF）の要件：

● マーキング/シルクスクリーン用図面は、曲げ加工後の実際の展開図に基づき、部品の輪郭・穴位置（存在する場合）・マーキング内容を記載の上アップロードしてください。CADから出力した未加工の展開図をアップロードしないでください。

● 部品の輪郭と穴位置（存在する場合）を明確に描画してください。

● 文字（ある場合）は線幅0.2mmの二重線フォントを使用してください。サンプル画像参照

-圧縮パッケージ（.rar、.zip）は直接アップロード可能です。パッケージに必要な3Dファイル（.step、.stp）が含まれていることをご確認ください。

-シルクスクリーン/レーザーマーキング図面は「表面処理」セクションにアップロードしてください。

-ねじ/リベット図面は「ねじまたはリベットファイル」セクションにアップロードしてください。

2. 最適な処理のための推奨ファイルアップロード

最良の結果を得るには、3Dファイル（必須）、2Dファイル、部品表（BOM）、シルクスクリーンファイルを含む圧縮パッケージをアップロードすることを推奨します。同一設計のファイルは同じ名前を共有していることを確認してください。

3. アップロード数量とサイズ制限

1回のアップロードで最大20枚の図面を含められ、各ファイルは100MB未満である必要があります。

4. アセンブリに関するガイドライン

板金アセンブリの特殊性により、部品間に組み立て関係がある場合は、完全なアセンブリファイルとしてアップロードすることを強く推奨します。

個別部品としてアップロードする場合は、処理後の組み立て問題を防ぐため、関連する部品を明確に示してください。

組立関係を明示せずに個別部品をアップロードした場合、組立時の互換性を保証できません。

5. 曲げエッジの最小長さおよび穴から曲げエッジまでの最小距離：

6. 穴間隔の要件とリスクに関する注意事項

穴間の最小距離：1mm。1mm未満の距離は、損傷リスクがデフォルトで発生します。

7. 外側Rコーナー曲げ半径

8. 板金切断穴の最小直径仕様

切削穴の最小直径は、板厚の半分以上かつ1mm以上でなければならない。

9. 曲げ加工U字構造体中央部の最小幅

（下記添付図の赤矢印で示す最小幅位置）

10. 公差詳細

11. 溶接について

溶接工程では熱変形、表面凹凸、色差などの問題が生じる可能性があるため、標準加工サービスには溶接は含まれておりません。

溶接が必要な部品については、ご注文時に備考欄へご記入ください。

12. 対応シルクスクリーンカラー

実際の効果は、素材の表面処理（粗さ、光沢度）や使用環境の照明条件により若干異なる場合がありますのでご了承ください。

13. 対応材料・表面処理・加工プロセス

標準化された材料・表面処理・機械加工プロセスをご用意しております。詳細は板金加工サービスページ「板金加工対応材料一覧」をご参照ください。

14. サブコンポーネントのカスタムパラメータ

アセンブリ内の個別部品について、カスタム加工パラメータに対応しています。サブコンポーネントに特定の要件がある場合は、加工オプションで指定してください。カスタム部品名は、設計ファイル内のサブコンポーネント名と一致させる必要があります。

15. ご意見・お問い合わせ

JLCCNC 板金サービスに関するご意見・ご要望がございましたら、下記までご連絡ください：support@jlcpcb.com

弊社チームは、最高水準のサービスを提供することをお約束いたします。